では、
昨日の続きです。
といっても、CWMまで導入してしまえば、後は淡々と山もなく進んでいきます。
準備
ここから、CyanogemMod9本体(本来ならRC=リリース候補版を勧めますが、RC1は、音が鳴らない…カメラが動かない…という機能満載の為、気持ちよくNightyBuildの最新を選びましょう。Asusの最新Updateを適用して焼いたのが悪かったのかなぁ?)と
ここから Googleアプリ(ストア)をダウンロードしておきます。
(今回zxxiziiiは、cm-9-20120708-NIGHTLY-tf300t.zip と gapps-ics-20120429-signed.zipを使いました)
また、Downloadした2つのファイルは、TF300Tの本体側のSDCardのrootフォルダ(一番最上階)に入れます。
さて、ここからが本番です。
1. 端末TF300Tの電源を落とす。
2. Vol. Down を押しながら電源ON そのままメッセージが出るまで離さない。
3. "Press Vol. Up to enter RCK (5s)"のメッセージが出たらメッセージ通り5秒以内にVol. Up を押します。すると、CWMに入ることが出来ます。
(ちなみに、1~3の手順は、今後何度も行う手順ですから良く覚えて置いてくださいね。)
まずは、バックアップを取りましょう。
4. CWMのメニューが表示されたらVOLのUp/Down 若しくはキーボードの↑↓で「backup and restore」を選択後、電源ボタンorエンターキーを押します。
5.「Backup 」を選択。そのまま、待ってると終了です。
ちなみに、
バックアップさえ取っていれば、「Restore」を選択→バックアップをとった日時が表示されるので、戻したい時点の日時を選択→Noがたくさんある中に1つだけ「Yes-Restore」があるので、それを選ぶと復元が始まります。完了したら「restore complete!」と表示され、その時点の状態に戻ります。→「reboot system now」を選んで再起動させればリストア完了です。
6. 「Go Back」で最初のメニューにもどって、「install zip from sdcard」を選択します。
7. ダウンロードしておいたCyanogenmodの本体を選択します。
8. Noがたくさんある中に1つだけ「Yes-****」があるので、それを選ぶとInstallが始まります。
少し待っていると終了しますので、同じ手順でGoogle AppもInstallしましょう。
9. 「Go Back」で最初のメニューにもどって、Wipe dataおよび、Wipe cacheを行います。(これで出荷状態に戻っちゃいますが、これをやらないと立ち上がらなかったりしますので覚悟を決めましょう。)
10. 「Go Back」で最初のメニューにもどって、「reboot system now」を選択します。なんかひょろ長い青いドロイド君が出てきていたら、成功です。
これで、CyanogenModの導入は終了です。
この状態で、設定メニュー→パフォーマンス→プロセッサを見に行くと、??!最大CPUクロックが1500MHz??? そうです、クロックアップされているんです。Stock カーネルだと1.2GHzですので、ちょっと嬉しいですね。だって、TF201と同じなんですよ?お値段が安いのに! ANTUTUのベンチマークでも12127Pointを叩き出しました。(ほぼTF201と同じ)
でも、このままだと、日本語Fontが気持ち悪い。変な中華FONTが入っているんですよね…。キーボードも英語配列…@を探して右往左往しちゃいますよね?
そんな人には、調整編
フォントの追加
必要なのは、Root Explorer(←買って損無し)のようにR/O⇔R/Wを切り替える機能を持ったファイラーと好きなフォント。
モトヤLマルべり3等幅あたりが無難(←ICSの標準フォントだしね。)
ここの「MTLmr3m.ttf」から入手可能です。
で、端末の以下の場所に好きなフォントを入れて、他のフォントと同じようにパーミッションを設定する。Root Explorerだと、ファイルの長押しでメニューの中にパーミッションコントロールがある。
/system/fonts/ (←Read Onlyなので Read Writeにマウントしなおしてね。終わったら戻すのを忘れずに…)
フォントを入れた後は以下のファイルを編集する。
/system/etc/fallback_fonts.xml
【具体的な編集内容】
<familyset>の行より下に以下の項目を追加
----------------------------------
<family>
<fileset>
<file>DoridSansJapanese.ttf </file> (←ここにフォントファイル名)
</fileset>
</family>
---------------------------------
一応再起動。これで、見やすくなったはず。
日本語キーボード化
設定→言語と入力→日本語フルキーボードの設定へ進み ハードキー配列変更で 「日本語キーボード」の「ローマ字」か「かな」を選べば、晴れて日本語配列キーボードになります。左上の半角/全角で切り替えが効くようになります。
さて、長くなりましたので、この辺でCustom Rom導入編は終了です。
しつこいようですが、これらの変更はすべて自己責任です。メーカーの保障対象外の意味を良く考えて実行しましょう。(PCとつなげられるんならSoft Brickなんて大した事無いぜ!と言える位だと、怖いものなんて無いんでしょうけどね…まぁ、そんな人はここは見ないか…)
-追記その1-
7/20現在、RC2がリリースされています。いつのNightyBuildからの適用なのかわかりませんが、フォントの入れ替えが上記の方法でできなくなっています。それらしいフォントの定義ファイルがあるのでそれをいじって見た所、しっかり立ち上がらなくなりました。
RC2を焼きなおして、GoogleAPPも入れなおして、とりあえず復旧はしましたが、フォントはちょっと気持ち悪いままです。とりあえず、方法が解るまでは、我慢します。
-追記その2-
フォントの入れ替え手順
①導入したいフォントを、DroidSansJapanese.ttfにリネームする。(←必要ないかも?)
②/system/font にコピペ③上記のように
/system/etc/fallback_fonts.xml の
<familyset>の行より下に以下の項目を追加
<family>
<fileset>
<file>DoridSansJapanese.ttf </file>
</fileset>
</family>
さらに、
④/system/etc の中の system_font.xmlに下記のように追記( <familyset> の下に)
<family>
<nameset>
<name>DoroidSansJapanese</name>
</nameset>
<fileset>
<file>DoridSansJapanese.ttf</file>
</fileset>
これで、フォントが変わりました。
また、日本語キーボードですが、Googleのアプリ「Google日本語入力」でも日本語のキー配列が使えました。ただし、半角/全角キーでの切り替えはできませんでしたが…
気持ちよく使えるのは、「日本語フルキーボード」だけですね。変換が弱いけど…